滋賀県情報

大津市園児事故の現場には防護柵が設置されていた。

青い背景と文字

2019年5月に、大津市大萱六丁目の交差点で、車が園児らの列に突っ込むという悲惨な事故がありました。地元住民の1人として、大変心を痛めました。実は、先日、その事故現場付近を通りかかりましたら、事故が起きる前の様相と大きく変わっていることに気が付きました。そうです、現場付近の歩道に防護柵が設置されていたのです。当記事では、あの悲惨な事故についてとその後の現場付近の様子について記します。

あの事故について

大津園児事故構図

大津園児事故の構図については、上に示した通りです。滋賀県大津市(夕照の道)の大萱六丁目の交差点にて、石山方面から来た車が右折した際、草津方面から来た車と衝突し、そのはずみで草津方面から来た車が園児らの列に突っ込んでしまったという事故でした。瀬田方面から来た車の運転手が、右折する際に前をよく見なかった、すなわち安全確認を怠ったということになります。

実は当ブログ管理人は、事故が起きた当日、何も知らずに現場付近を自転車で通過しました。多数のマスコミ関係者がいたため、何事だと思いながら自転車をこいでいました。帰宅後、ラジオニュースを聞いて、事故の存在を知りました。まさか、こんな近くで・・・と思いました。あまりに悲惨な事故である故、言葉も出ませんでした。

車を運転する者にとって、安全確認は一番の基本です。車を運転する者は、自分は凶器を運転しているという自覚を持たねばならないのかもしれません。

久しぶりに現場付近を通過

さて、私用により、久しぶりに、大萱六丁目交差点付近を通りかかりました。すると、様相が大きく変わっていることに気が付きました。上の写真を見てわかりますが、歩道と車道の間に安全柵が設置されていたのです。実は、事故が起こる前までは、縁石のみで車道と歩道を区切られていました。

ここらの歩道は、近くの保育園の散歩にも使われるわけですから、もしもの事態に備えて安全対策を強化しておくことは極めて重要なことです(ドライバーはもしもの事態を起こさないようにすべきことは言わずもがな)。なお、小学生は基本的には、この道は通学路ではないようです。また、散歩をしている人も結構見受けられました。やはり、安全柵の設置は妥当といえるでしょう。

ドライバーとしての自覚を

当ブログ管理人も、この事故が起きる数か月前に、自動車免許を取得しました。自動車教習所の教官が以下のように言っていたことを思い出します。

「運転に慣れたとしても、常に初心に返り、安全確認を怠るな!」

その通りだと思います。車というものは便利ですが、一歩間違えると、凶器になります。前述した通りですが、ドライバーは、自分は凶器を運転していることの自覚を持たねばならないのだと思います。

  • この記事を書いた人

undecided

-滋賀県情報