皆さん、こんにちは。突然ですが、当ブログ管理人は、2級ラジオ体操指導士の試験に合格し、めでたく、NPO法人全国ラジオ体操連盟公認2級ラジオ体操指導士になりました。当記事は、「そもそも2級ラジオ体操指導士とは何か教えてほしい」、「筆者の抱負を聞かせてほしい」といった要望にお答えいたします。
その後、2022年に1級ラジオ体操指導士となりました。1級ラジオ体操指導士については以下の参考記事よりお願いします。
参考記事:「1級ラジオ体操指導士の試験に合格しました!!」(内部リンク)
2級ラジオ体操指導士とは
まず、皆さんに知っていただきたいことは、2級ラジオ体操指導士になるには、ラジオ体操指導員の資格を持っていることが前提だということです。ラジオ体操指導員の資格を持っていない方は、まず、ラジオ体操指導員の資格を取得してください。詳しくは、下記の参考記事をご確認ください。
参考記事:「ラジオ体操指導員の資格とは。現2級ラジオ体操指導士が解説。」(内部リンク)
では、2級ラジオ体操指導士について、簡単に説明します。2級ラジオ体操指導士は、NPO法人全国ラジオ体操連盟公認指導者の資格です。ラジオ体操指導員は、指導者講習会を受講し、手続きを完了すると取得できますが、2級ラジオ体操指導士は、試験をパスしないと取得することができません。
2級ラジオ体操指導士になると、原則、居住地の都道府県内にて、ラジオ体操・みんなの体操の普及活動をすることができます。例えば、当ブログ管理人は、滋賀県に住んでおりますので、滋賀県内にてラジオ体操・みんなの体操の普及活動ができるということになります。
なお、全国ラジオ体操連盟は、2級ラジオ体操指導士について以下のように説明しています。
ラジオ体操等の優れた技能を持って従来から継続的に普及推進活動に当たり、かつ高い実績を有し、原則として都道府県内を対象に普及推進活動ができる者
NPO法人全国ラジオ体操連盟ホームページより引用
試験までの道のり
まず、全国ラジオ体操連盟が述べている、2級ラジオ体操指導員の試験内容を確認します。
〇実技試験…ラジオ体操(第1・第2)及びみんなの体操の実技・指導
①各運動のポイントを把握し、実技ができるか
②各運動の指導上のポイントを把握し、指導ができるか
③対面動作における各運動の指示、指導ができるか〇筆記試験…
特定非営利活動法人全国ラジオ体操連盟公認指導者資格認定試験実施要綱を引用
①ラジオ体操(第1・第2)及びみんなの体操の目的、沿革、現状
②ラジオ体操(第1・第2)及びみんなの体操の各運動・各基本動作の目的、運動効果、指導上の留意点等
上のような試験内容なので、勉強なしで試験を受けることはやめておいたほうがよいと思います。ということで、私の試験まで、どのように勉強してきたのか記します。
まず、実技試験において、ラジオ体操第1・第2とみんなの体操の対面動作(左右逆の動き)ができねばなりません。そのため、毎朝のラジオ体操を1日ごとに、対面動作と普通の動作を交互で実施しました(ちなみに、今も)。そうすることにより、普通の動作を忘れることなく対面動作を習得することができます。毎日、ラジオ体操を実践している方にとっては、あまり苦ではないと思います。
私のように、NHKラジオでラジオ体操をされる方は、みんなの体操をする機会がほぼない(1000万人ラジオ体操祭の時のみ)です。それ故、私は、みんなの体操に不安を覚えたため、公式テキスト付録のDVD等でみんなの体操の動きを入念に確認しました。
また、上に書かれている通り、各運動の指導(もちろん対面動作)ができるように努力をしました。
次に筆記試験です。筆記試験は、ラジオ体操・みんなの体操のテキストブックから出題されますので、テキストブックを勉強しました。テキストブックは、全国ラジオ体操連盟のホームページから購入することができます。このテキストブックは、ラジオ体操のイロハがほとんど網羅されています。読み物としても、大変面白いものとなっています。公認指導者を目指す方は、購入しておいたほうがよいかと思います。
最後に、試験は毎年秋に開催されます。申し込みを忘れないようにして下さい。
いざ試験
申し込みをすると、上のような受験票が届きました。受験票を忘れずに、試験会場に向かいます。試験会場へは、運動のできる服装で向かう必要があります。受付を済ませると、受験番号(当ブログ管理人の場合は16)の書かれたゼッケンを着ます。その後、筆記試験に挑みました。
筆記試験が終わると、実技試験です。テレビ体操やラジオ体操に出演している先生方が評価されますので、非常に緊張しました。ただ、いつもの通り、ラジオ体操・みんなの体操をすればOKです。その後、指導の試験があり、終わり次第、解散といった流れでした。
合格したら、手続きを忘れないように
試験が終わりしばらくすると、認定通知書が届きました。無事、2級ラジオ体操指導士になることができました。合格後、忘れてはならないのは、認定料の振り込みです。1か月以内に5000円を全国ラジオ体操連盟に振り込む必要があります。
そして、さらに数日後、2級ラジオ体操指導士の認定証とバッチが届きました。認定証の縁とバッチの色は銀色です。
これで、手続き終了です。なお、1級・2級ラジオ体操指導士は、3年ごとに更新手続きをせねばならないことは忘れてはなりません。
当ブログ管理人の抱負
さて、当ブログ管理人は2級ラジオ体操指導士になったため、その抱負をここで述べます。
第一の抱負は、当ブログにて、ラジオ体操の面白さを全国の皆さんのお伝えすることです。当ブログでは、まだ、ラジオ体操に関する記事は多くありませんが、ピアノ伴奏者の分析やラジオ体操の歴史などの記事を用意しております。当ブログにより、ラジオ体操に興味を持たれる方が増えると幸いです。
第二の抱負は、若者に対するラジオ体操の普及です。当ブログ管理人は、20代です。(体育教員志望の学生を除けば)20代の人が2級ラジオ体操指導士の資格を持っている事例は、少ないと思います(私は教員志望でない)。ラジオ体操・みんなの体操に興味を持っている若者に対しては、積極的にアプローチをしたいと思います。
当記事の冒頭に追記しましたが、現在、当ブログ管理人は1級ラジオ体操指導士となっております。