ラジオ体操関連

1級ラジオ体操指導士の試験に合格しました!!

2022年8月15日

1級指導士認定証

当ブログ管理人、ついに、NPO法人全国ラジオ体操連盟公認1級ラジオ体操指導士になりました。一発合格でした。中学生のころからの夢がようやくかないました。この記事では、1級ラジオ体操指導士になるまでの流れやこれからの目標などを記していきたいと思います。

1級ラジオ体操指導士とは

ラジオ体操の資格一覧

実は、ラジオ体操を普及するための資格が存在します。NPO法人全国ラジオ体操連盟が認定をしています。大きく、ラジオ体操指導員・2級ラジオ体操指導士・1級ラジオ体操指導士とありますが、1級ラジオ体操指導士は最も高度な資格となります。

全国ラジオ体操連盟のホームページによりますが、1級ラジオ体操指導士については、以下のように説明されていました。

ラジオ体操等の優れた技能と指導力を持って従来から継続的に普及推進活動に当たり、多方面にわたる活動を行いかつ高い実績を有し、原則として全国地域を対象に普及推進活動ができる者

この中で注目すべきは、全国でラジオ体操を普及できるということです。ちなみに、2級ラジオ体操指導士は居住都道府県内のみです。1級ラジオ体操指導士以外については、以下の参考記事よりお願いします。

参考記事(指導員):「ラジオ体操指導員の資格とは。現1級ラジオ体操指導士が解説。」(内部リンク)

参考記事(2級):「2級ラジオ体操指導士の試験に合格しました!!」(内部リンク)

1級ラジオ体操指導士になるには

ラジオ体操をする5人の子供

1級ラジオ体操指導士を目指したいという方もいらっしゃるかと思います。どうしたら、1級ラジオ体操指導士になれるのでしょうか。

1級ラジオ体操指導士になるには、筆記・実技・指導の試験に合格する必要があります

しかし、それだけではありません。1級ラジオ体操指導士の試験を受けるにあたって、条件があります。すなわち、2級ラジオ体操指導士として2年活動することです。2級ラジオ体操指導士になった年の次々年度に1級ラジオ体操指導士の試験を受けられるのです。2級ラジオ体操指導士として実績を積まねばなりません。

※2023年より次々年度の条件が削除されることになりました。詳細が分かり次第、更新します。

気になるのは、1級ラジオ体操指導士の試験についてだと思います。ここで言える範囲で、記していきます。

コロナ対策により、筆記試験は郵送

ラジオ体操テキストブック
公式テキスト

2級ラジオ体操指導士の筆記試験を受けたのはコロナ前の2019年でした。このころは、試験会場で受験をしました。

しかし、1級ラジオ体操指導士の試験を受けた2022年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、筆記試験を自宅で解答するという形で行われました。

試験の内容は話せませんが、ラジオ体操連盟のホームーページに書かれている通り、公式テキストから出題されます。

こんな声が聞こえてくるかもしれません。

自宅で問題を解くとなると、カンニングし放題じゃないか!!

確かに、その通りです。しかし、1級ラジオ体操指導士としてラジオ体操・みんなの体操を普及するとなると、筆記試験は何も見ずに解けて、しかるべきです。公式テキストの内容をある程度理解していなければ、合格してからの活動は難しくなるのではないかと思います。

とはいえ、こうした形態で試験が実施されるので、重要になるのは、やはり、実技試験(実技+指導)です。

2022年6月12日に実技試験を受験

神戸市中央体育館

実技試験を受けたのは、2022年6月12日です。私は滋賀県在住ですので、近畿エリアの会場である神戸市中央体育館まで行きました。これまで、指導士の試験は秋にしか開催されていませんでした。しかし、今回は、コロナ禍で試験中止が続いていたからでしょうか、春にも試験を受験できました

午前中は指導者講習会を受講

体育館の中
大阪城ラジオ体操会の方が目立ちます

この日は、午前に指導者講習会、午後に指導士試験という流れでした。したがって、朝の指導者講習会にも出席しました。基本的に、指導士試験が開催される日は、午前中に指導者講習会も開催されるので、いっしょに参加されることを強くおすすめします。

指導者講習会を受講するとラジオ体操指導員の資格を取得できます。指導者講習会ですので対面動作です。これは1級指導士も同様。復習もかねて、参加をしました。会場スタッフによると、神戸の会場には160人ほどが参加されたとのことです。多くの方々の参加がありました。

今回の講師の方は、岡本先生、家根本先生、吉江先生でした。

午後に1級指導士の試験

体育館の中
試験前に撮影

そして、午後に1級指導士の指導士の試験がありました。今回は、2級指導士の試験終了後に1級指導士の試験がありました。

受験者は、衝撃の5人

近畿エリアにしては相当少ないなあと感じました。少し前に、オンラインでの試験が行われていたからでしょうか。一方で、試験官は、午前中に講習を担当されたお三方。かなり緊張しましたが、アットホームな雰囲気で良かったです。

まず最初に、実技の試験からです。みんなの体操・ラジオ体操第1・ラジオ体操第2を対面動作でしっかりと行えているかチェックされます。

今回は横1列に並んで実技試験を受けました。音楽に号令はないので、それぞれの体操の動きを完璧にしておく必要がありました。私は、問題なかったと思います。ただ、周りの方の様子が時々視界に入ってきたのですが、緊張のあまり、間違われている方が複数いらっしゃいました。

確かに、実技試験のときは、かなりの緊張感がありました。

銅像
体育館前にあった銅像

次に、指導の試験です。ラジオ体操の特定の運動を、対面動作でしっかりと指導をすることができるか試されます。どの運動を指導するかは、試験官が決めます。

私は、ラジオ体操第2の6番目、前後に曲げる運動を指導しました。緊張をしてしまい、言い残してしまったことがありましたが、こちらも何とか、無事終了しました。


そして、最後に、簡単な面接試験がありました。受験者が5人(&試験官3人)でしたので集団面接でした。といっても、こちらは、活動内容を聞かれる程度なので、あまり心配する必要はありません。私は、主催しているラジオ体操会について話しました。

他の方の話も聞いていたのですが、まあ、皆様、口達者でした。面接試験で、ようやく、全体の緊張がほぐれてきた感じがしました。岡本先生(ラジオ体操指導者)や家根本先生(元アシスタント)、吉江先生(アシスタント)とお話をすることができて、嬉しかったです。

緊張はしたものの、何とか、実技試験は終了しました。

その後の手続き

認定通知書

そして、試験を受けて約1か月後、認定通知書が届きました。1級ラジオ体操指導士の試験に合格したということが書かれていました。

これが届いたら、認定料10000円を所定の口座に振り込むと、認定証とバッチが届きます。認定料の振込を忘れないようにしましょう。

今後の目標

1級ラジオ体操指導士となりましたので、今後の目標を、以下の通り、宣言します。

  1. 主催しているラジオ体操会を長きにわたって継続させること
  2. ラジオ体操のすばらしさを発信すること

①については、私が立ち上げたラジオ体操会についてです。立ち上げ当初は、3人の参加者しかいませんでしたが、いまでは30~40人の方々とラジオ体操をしています。私が可能な範囲ということで、週1回土曜日の8時40分からのラジオ放送で行っています。

②については、ラジオ体操会や当ブログにて、ラジオ体操のすばらしさ発信していくというものです。私のような20代前半の1級ラジオ体操指導士は、ほとんどいないと思いますので、若者らしく発信していきます。

  • この記事を書いた人

undecided

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