1級ラジオ体操指導士のはしです。中学校や高校の体育の時間で、準備体操としてラジオ体操を行えることが、私からすると非常にうらやましく感じます。体育の時間にラジオ体操をするのが面倒くさいと思われる方は、当記事を読み、「当ブログ管理人みたいな者もいるんだなあ」と感じていただきたいです。そして、真面目にラジオ体操に取り組んでいただきたいです。
体育の準備体操でラジオ体操をする? or しない?
体育の授業で、一番最初に行う項目は、体づくり運動です。いわゆる体操やストレッチのことです。この体つくり運動の項目で、ラジオ体操を行う学校もあるかと思います。
それ故、中学校・高校における体育の一番最初の授業は、ラジオ体操を学ぶ、覚えるという学校もあるかと思います。その後、ラジオ体操の実技テストを行うというのが常道でしょう。
そして、ラジオ体操を覚えた後は、毎時間、準備運動としてラジオ体操(+α)を行うということになるでしょう。
ところで、以下のようなことも言えると思います。それは、
ラジオ体操を集団行動と組み合わせて行うことができる
ということです。ラジオ体操を、「回れ右」や「右向け右」など集団行動の基本的動作と組み合わせて行えますね。いや、そもそも、ラジオ体操自体が集団行動としての一面を持っています。生徒の代表者が、集団行動の号令とラジオ体操の号令をともに掛けるといったことを行えば面白いかもしれませんね。
一方で、体育の体つくり運動の項目で、ラジオ体操を行わない学校もあります。そのような学校は、代わりに、独自ストレッチを行うことが多いとみられます。
私の出身中学校・高校ともにラジオ体操をしなかった
私が通っていた中学校・高校ともに、体育の準備運動でラジオ体操を行いませんでした。近隣中学校・高校では、準備運動でラジオ体操をやっているということを聞いたときは、ラジオ体操を小学6年生のころから愛好している私は、大きなショックを受けました。
中学校は、独自ストレッチがありましたが、高校に至っては、独自ストレッチすらありませんでした…。
体育の時間にラジオ体操をできるのが羨ましい!
したがって、私は、体育の準備運動としてラジオ体操を行えることが非常にうらやましいのです。私が如何にラジオ体操を愛しているかは、当ブログを読んでいただけるとわかると思います。
ここで、体育の時間にラジオ体操をしたくない、覚えたくないという中学生・高校生にアドバイスです。
体育の準備運動としてラジオ体操をすることがなく、悔やんでいる人がいます(私です!)。体育の時間にラジオ体操をできるのは恵まれているのです。したがって、どうか、真面目にラジオ体操を行ってください。
ラジオ体操をどうやって覚える
中学生・高校生の皆さんの中には、なかなかラジオ体操を覚えられないという方がいらっしゃるかと思います。覚えられずに実技テストを迎える…、ということだけは避けたいところです。
1級ラジオ体操指導士の私からすると、本来は、ラジオ体操の理論(例:第1体操・第2体操計26の運動名や運動効果・ポイント、第1体操と第2体操の違い等々)をしっかりと理解した上でラジオ体操を実践してほしいと思っています。しかし、これらをすべて覚える時間はないかと思います。
そこで、とりあえず実技だけに専念しましょう。ラジオ体操を覚える、練習する上でのポイントを3つ挙げます。
手本を見るだけではダメ、実際にラジオ体操を行おう
大切なのは、手本となる動きを見てラジオ体操を実際に行うことです。テレビ体操や動画投稿サイトの動画を見て、一緒にラジオ体操を行いましょう(手本を見るだけで終わってはなりません)。そうすることにより、ある程度、正しい動きを覚えられます。
第三者の目で自分のラジオ体操を見てもらおう
ただ、私も経験があるのですが、自分は正しい動きをしているつもりなのに、実際はそうではないことがあります。したがって、他の人に自身のラジオ体操を見てもらうことも大切です。友人や親御さんに頼んでみましょう。
さらに、以下の2点を実践できるときれいに見えます
最後に、①指先までしっかり意識してラジオ体操を行うこと。ならびに、②力を入れるところ・抜くところを区別すること。この2つを実践することにより、自分のラジオ体操の動きがきれいに見えるようになります。こういった細かいところも気を抜くことなく、実践してみましょう。
正しいラジオ体操を行うことは、意外と難しいことです。皆さん、頑張ってください。