NHKは、新年度・2021年度の番組ついての情報を発表しました。世間では、テレビ番組に焦点があてられますが、当ブログ管理人はNHKR1のリスナーであるため、NHKラジオ第1のラジオ番組に注目いたします。当記事では、新年度に変わること、そして、それに対して私が思うことを述べます。
NHKR1の新年度は、2021年3月29日(月)午前5時からとなります(といっても、平日マイあさやらじるラボの担当者の変更はない)。
新アナウンサー、MC、パーソナリティー情報
今年度は、思いのほか、交代が少ない印象です。担当が変わる番組のみ述べていきます。
「Nらじ!」に真下アナウンサー
「Nらじ!」の午後6時台は、真下貴アナウンサーが担当します。真下アナウンサーは、仙台局から異動ということになります。今年度、野村正育アナウンサーの代理でニュースを担当していたので、真下アナウンサーについてご存じの方は少なくないと思います。
では、これまで担当していた畠山アナウンサーはというと、、、
土日の「マイあさ」に畠山アナウンサー
土日の「マイあさ!」は、渡辺キャスターとともに畠山智之アナウンサーが担当します。土日の「マイあさ!」は、平日とは異なり、緩い感じで進行されます。これまで、ニュース(番組)といったかたい番組を中心に担当してきた畠山アナウンサーが、どのように振舞っていただけるのか、注目です。
また、土日の気象情報担当が黒木愛子さん(南気象予報士事務所所属)に固定されるようです。2020年度までは、日本気象協会の方が担当していました。
ちなみにですが、「Nらじ!」でおなじみだった、トラック運転手・ブッチさんも、土日「マイあさ!」にで出られるようです(頻度、コーナーは不明です、なんとなく見当は付きますが憶測を述べることは控えます)。
宮崎大地アナウンサーが交代ということになりますね。
(追記)あにげっちゅは新体制
あにげっちゅのパーソナリティーが一部変わります。新年度からは、伊東健人さん(続投)、三森すずこさん(新)、オーイシマサヨシさん(新)が担当することになります。また、放送時間変更もあります。後ほど、記述します。
徳井青空さんらは、交代です。
(追記)らじらーサタデー10時台新MC
2021年度より、らじらーサタデー10時台は、HiHi Jetsと美少年が新MCに就任します。Travis Japanも引き続き担当します。おそらく、原則、メンバー2人が出演するということになるだろうと思います。Snow ManとSix TONESは卒業です。
(追記)土日祝の午後のニュースは谷地健吾アナウンサー
土日祝の午後のニュース(きょうのニュース)は谷地健吾アナウンサーが担当することになります。以前、朝の時間帯にニュースを読まれていたので、聞きなじみのある声だと思います。
※【追記】平日のNHKきょうのニュースの女性キャスターは、横山亜紀キャスターと長谷川静香キャスターが担当します。浦野さんと高橋さんが交代、長谷川さんが新担当になります。
※【追記】上方演芸会は、秋鹿真人アナウンサー(奈良)、井田香菜子アナウンサー(大阪)、大川悠介アナウンサー(大阪)が担当です。畠山衣美アナウンサーが交代となります。一方、大川アナウンサーが新たに担当となります。公開放送ができる日が早く来てほしいです。
※2021年度におけるラジオ深夜便・新アンカーの誕生、ならびに、アンカーの交代はありません。ただし、新コーナーの創設はあります。
新番組
番組についても、あまり大きな変化はありません。ただ、いくつかの新番組も始まります。新番組は以下の2つです。
さくらひなたロッチの伸びしろラジオ
月曜日・午後8時5分~8時55分
どんな番組でしょうか。NHKは以下のように説明しています。
若者に人気のアイドルグループ・櫻坂46と日向坂46のメンバーが、お笑いコンビのロッチとともに、番組の企画にチャレンジすることで才能の「伸びしろ」を伸ばしていく生放送バラエティー。リスナーはソーシャルネットワーキングサービスを通じて問題を出題したり、ヒントを出して応援したりすることができる、リスナー参加型番組。
「2021年度国内放送番組編成計画」より引用
若者向けの番組ですね。現在、乃木坂46が「らじらー」に出演してるため、この番組により、「46」のグループのR1進出が更に増えるということになります。
一方、ロッチは、以前、NHKラジオの声優が出演する番組で司会をしていたと記憶しています(事実上のあにげっちゅの前身の前身くらいの番組)。
ソーシャルネットワーキングサービスというくどい表現がありますが、それはツイッターを指します。「クイズイマジネータ」(新年度も放送)と同じく、ツイッターを用いたリスナー参加型番組です。
タカアンドトシのお時間いただきます
水曜日・午後8時5分~8時55分
どんな番組になるでしょうか。NHKの説明です。
実力派漫才師のタカアンドトシが、お笑い芸人などをゲストに呼んでトークを展開するバラエティー番組。イクメン真っただ中のお二人が日常のお悩み相談に乗るなどして、老若男女問わず楽しめるひとときをお届けする。
「2021年度国内放送番組編成計画」より引用
タカアンドトシの声は、NHKR1で聞いたことがありません。上の説明だけでは、どんな番組になるのかよくわかりませんが、下で述べる通り、サンドウィッチマンの番組が終了するので、その後継番組になるのかもしれませんね。
なお、森花子アナウンサーと庭木櫻子アナウンサーが、交代でアシスタントを担当する模様です。
終了番組
終了番組もあります。終了番組は以下の3つです。
サンドウィッチマン 天使のつくり笑い
サンドウィッチマンの番組が終了します。私としては、ついに終了かー、といった思いを抱いています。東日本大震災で被災した(地元の)東北に焦点を当てたり、知名度のない若手芸人を番組に呼んだりすることに対して、私は、好印象を抱いていました。
この番組が無くなっても、サンドウィッチマンは、様々なテレビ・ラジオに出演しているので、ファンの方はそちらを視聴・聴取してください。
古家正亨のPOP☆A
韓国など、アジアの音楽を紹介してきた番組です。正直、私は、ついていくのが難しかったです。この番組を聞いて、驚いたのは、アジアのアーティストで、日本語が上手い人が多いことです。日本のファンが多いアーティストの方は、やはり、日本語をそれなりに練習するのでしょう。
増田明美のキキスギ?
「増田明美のキキスギ?」は放送終了となります。もともとは、様々なアスリートを番組に招いて話を聞くという番組でした。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げることを目的に放送されていたといってもよいと思います。オリンピック延期が決まったら、今度は、様々なランナーを番組に招いて話を聞いていました。
杉嶋さん、そろそろ、ランニングを始めてくださいね。
放送枠・放送時間が変更される番組
2021年度に、放送枠・放送時間が変更される番組がいくつかあります。覚えておきましょう。
ヤバイラジオ屋さん
火曜日・午後8時5分~8時55分
これまで、土曜日の午後4時5分から4時55分まで放送されていたヤバイTシャツ屋さんの番組・「ヤバイラジオ屋さん」は、火曜日の午後8時5分から8時55分までの放送となります。
文芸選評など、NHKの他の番組を真似た企画、嫌いではありません。今後も続けてくださいね。
大竹しのぶのスピーカーズコーナー
水曜日・午後9時5分~9時55分
これまで、土曜日の午後2時5分から3時55分まで放送していた、しのぶさんの番組は、水曜日の午後9時5分から9時55分までの放送となります。放送時間も短縮されることになります。
プロ野球シーズン中、土曜日の午後はプロ野球中継が放送されます。プロ野球中継が無くなった際に、しのぶさんの番組が始まったので、番組が存続されたと考えてもよいのかなあと思います(ちなみに、上記のヤバTの番組も同様)。この時間なら、生放送も増えるかしら…、といったことを期待しています。
「鉄旅・音旅出発進行!~音で楽しむ日本の鉄道旅~」
金曜日・午後8時5分~8時55分
まず、2020年度まで、月曜日の午後8時から8時55分に放送していた鉄道番組です。新年度・2021年度からは、「鉄旅・音旅出発進行!~音で楽しむ日本の鉄道旅~」は、金曜の午後8時5分から8時55分までの放送となります。
ちなみに、「日本の」という言葉が加えられていますが、リニューアルとまではいえないでしょう。コロナの影響でしょうか。
(追記)番組名についてNHKの資料には、「鉄旅・音旅出発進行!~音で楽しむ日本の鉄道旅」と書かれていましたが、ホームページやラジオの番組告知によると、新年度もこれまで通り「鉄旅・音旅出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」という番組名で放送されるようです。
イチ押し歌のパラダイス
日曜日・午後1時5分~1時55分
2020年度まで、水曜日の午後8時5分から8時55分まで放送されていた「イチ押し歌のパラダイス」は、日曜日の午後1時5分から1時55分までの放送となります。いつになったら、ゲスト(歌手)を招くことができるでしょうか。コロナが終息してからですかねー?
それに伴い、「あにげっちゅ」は、放送時間短縮です。これまで、日曜日の1時5分から放送していましたが、新年度からは日曜日の午後2時5分から2時55分までの放送となります。2019年度も1時間弱の放送でしたので、時間がもとに戻ったということになります。
最後に
2021年度は、2020年度と比べ、大きな変化はありません。ただ、2020年度は新型コロナウイルスが流行しているさなかでの番組運営を余儀なくされました。2021年度以降、コロナが終息したら、各ラジオ番組もより充実したものになってほしいですね。
参考資料等
NHKホームページ「放送番組編成計画」(外部リンク)
担当アナウンサーの情報は、放送総局長の会見資料を参照