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NHKの学生版・視聴者のみなさまと語る会にオンラインで参加

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2021年6月4日に、「オンライン学生ミーティング(関西)ーNHK 視聴者のみなさまと語る会」に参加してきました。NHKの将来像について、活発に議論できたと考えています。当記事では、あくまでNHK経営委員会が公開している情報の範囲内で、会に参加した感想を述べます(公開している情報以上のこと、すなわち、会に申し込み・参加して知り得た情報は述べません)。

「視聴者のみなさまと語る会」とは

ひらめき

NHK経営委員会ホームページによりますと、視聴者のみなさまと語る会について、以下のように説明しています。

この会合は、経営委員会委員が視聴者の皆さまからNHKの経営全般に対するご意見を直接うかがうもので、(中略)、毎年6回以上実施しています。

NHK経営委HPより引用

聞き得た意見を、NHKの経営に反映させていくというものです。

NHKは公共メディア(公共放送)でありますから、こうした会を実施するのは、非常に大切なことだと私は思います。

そして、何より、重要なのは、顔を合わせて意見を言ったり聞いたりできるということだと思います。意見を言う者にとっては一定の責任を伴いますし、NHK側にとっても生の意見を聞く貴重な機会になるからです。

今回参加した会について

吹き出し

今回、私は、「オンライン学生ミーティング(関西)ーNHK 視聴者のみなさまと語る会」に参加しました。関西の学生のみが参加できる会です。テレビ離れが進んでいるといわれている若い世代の視聴者に意見を聞くということを意図しているのでしょう。

今回は、NHKのネットコンテンツについてと、NHKの放送全般についての意見を述べました(経営委HPに載っている内容の通りです)。

NHK側からは、経営委からお二方、執行部からお二方、司会のアナウンサーが参加されました。

そして、最後には、NHK大阪放送局の武田真一アナウンサーの講演がありました。大変興味深い内容でしたが、内部で知り得た情報なので、ここでは、一切触れません。

ラジオのヘビーリスナーである私が述べたこと

ラジオ

私は、NHKラジオ、とりわけ、ラジオ第1(R1)を、暇なときは朝から夜までずっと聞いています(ラジオを流しながら何かをすることが多い)。

そのため、私は、NHKラジオのリスナーの一人として、今回の会に参加しました。

私が述べた意見がNHK経営委の開催報告概要にのっていたので、引用します。

中期経営計画の中に音声波の整理があったが残念だ。放送であまねく広く伝えることは重要で、インターネットになじまない高齢者にはよろしくないと思う。

NHK経営委HPより

以上のことを述べました。私の祖父母もNHKラジオのリスナーなのですが、らじる☆らじる等のネットコンテンツは使ったことがないということが、今回、こうした発言をした背景にあります。

もちろん、高齢者の方全員がインターネットになじまないことはないと思いますが、新型コロナのオンライン予約の様子などを見ていると、やはりインターネットになじまない方が多数派であると思います。

現在、NHKにはAMが2波、FMが1波あるのですが、将来、AMが1波に整理されることになっています。本当に、視聴者本位の改革なのか、再考いただきたいというのが私の思いです。

もう一点、ネットコンテンツについても述べましたが、現時点で、公開されていませんので、ここでは記しません。概要ではない、きっちりとした開催報告が出たら記すことができるかもしれません。

最後に

学生という若い世代に限定して視聴者のみなさまと語る会を開くということは、良い印象を抱きました。若者のテレビ・ラジオ離れということが叫ばれているので、若者の意見を聞くことも重要だからです。

NHKR1については、同世代の人々の中で、最も詳しいと自負していましたが、参加者の多くは、皆、NHKにかなり精通している方でした。若い世代にも、NHKが好きという人がいることに、わたくしとしては安心しました。あと、武田さんの話、大変、面白かったです(内容はいえませんが…、すみません)。

  • この記事を書いた人

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