NHKは2023年度の番組編成などに関する情報を発表しました。当ブログ管理人は、NHKラジオ、とりわけ、NHKラジオ第1(R1)のリスナーです。当ブログでは、毎年恒例となりましたが、新年度2023年度のNHKラジオ、とりわけ、NHKR1の担当アナウンサーや番組編成について詳しく見ていきます。
NHKR1の新年度は、2023年4月3日(月)の午前5時からです。
今年も、それほど大きな番組改編はないように感じます。朝の番組から夜の番組へと順番に見ていきます。
2024年度の番組改編、新キャスターについては、以下のリンク先記事をご覧ください。
参考記事:「【NHKラジオ】2024年度のアナウンサー・番組はどうなる?」(外部リンク)
「マイあさ!」スポーツ担当は吉松アナから上野アナに
朝5時から放送されている「マイあさ!」。平日のスポーツ担当が、吉松欣史アナウンサーから上野速人アナウンサーに代わります。上野アナウンサーも、吉松アナウンサーと同様、スポーツ実況を担当してきたアナウンサーです。適材適所だと感じました。
追記
大久保彰絵キャスターも交代となるようです。NHK資料には記載はありませんでしたが、番組内で発表がありました。「ラジオあさいちばん」のころから、長く朝の番組を担当してこられました。ありがとうございました。
上野アナは「ひるのいこい」も担当
平日の「マイあさ!」スポーツ担当のアナウンサーは、平日の「ひるのいこい」も担当することになっています。したがって、平日の「ひるのいこい」についても、吉松アナウンサーが交代となり、上野アナウンサーが担当することになります。
なお、土曜日の担当は、引き続き、石井かおるアナウンサーです。
吉松アナウンサーは、「ひるのいこい」の特番を担当されるなど、「ひるのいこい」の知名度をあげてこられました。おたよりの読み方に感情がこもっていることが印象的でした。ありがとうございました。
「らじるラボ」は終了!新年度からは「ふんわり」!稲垣アナ&澤田アナも担当
「らじるラボ」は終了となります。新年度からは、番組名が変わり、「ふんわり」となります。NHKの資料によりますと、番組については以下のように書かれていました。
長引くコロナ禍で、優しく寄り添う音声メディアが注目されています。楽しいトークと癒しの音楽で、リスナーを“ふんわり”と包み込む情報・バラエティ番組。
パーソナリティーは、2022年度秋から始まった新「らじるラボ」を担当されてこられた方々が引き続き担当されます(日替わり)。
ただし、アナウンサーが交代となりまして、月水金は稲垣秀人アナウンサー、火木は澤田彩香アナウンサーが担当となります。私は、滋賀県に住んでおりますので、大津局から異動となる稲垣アナ、滋賀県出身の澤田アナが担当されることに、親近感を抱いております。また、お二人とも、スポーツを担当されているアナウンサーです。
吾妻アナウンサーは交代となりますが、別のラジオ番組を担当することになっています(後述)。
日曜午前の「子ども科学電話相談」は柘植アナが司会を担当
日曜日の午前中に放送されている「子ども科学電話相談」。司会のアナウンサーが石井かおるアナウンサーから柘植恵水アナウンサーに代わります。柘植アナは、冬休み子ども科学電話相談など、特番で司会を務めていたこともあります。
石井アナは、「子ども科学電話相談」は担当しなくなりますが、土曜日の「文芸選評」「ひるのいこい」は担当されます。柘植アナは、「ごごカフェ」の担当ではなくなります。また、別番組も担当されることになっています(後述)。
正午のニュースは平日は滑川アナ、土日祝は越塚アナ
正午のニュースの担当が変わります。これまで平日の正午のニュースは、池田達郎アナウンサーと小西政親アナウンサーが隔週で担当されてきました(「マイあさ!」の担当者変更にともなう、臨時的な措置だったのかもしれません)。2023年度から平日の正午のニュースは、滑川和男アナウンサーが担当されることになります。
土日祝の正午、午後、「きょうのニュース」は、谷地健吾アナウンサーに代わり、越塚優アナウンサーが担当されます。
「Nらじ」の後半、「安心ラジオ」も滑川アナ
平日の正午のニュースの担当者は、「Nらじ」の後半(午後7時からの「きょうのニュース」以降)も担当することになりますので、こちらも滑川アナが担当です。また、お察しだと思いますが「安心ラジオ」も担当されます。
土曜昼の「とれたて音楽館」は終了!「朗読」「国語辞典サーフィン」に!
土曜日の「ひるのいこい」の後に放送されていた「とれたて音楽館」は終了となります。
「とれたて音楽館」が放送されていた時間帯は、「朗読」(午後0:30~0:45)、「国語辞典サーフィン」(午後0:45~1:00)が放送されます。「朗読」については、NHK資料で、以下のように説明されていました。
俳優やアナウンサーが自らの声だけで物語を届けます。音の世界の可能性をお楽しみいただきます。
「国語辞典サーフィン」については、これまで、特番として放送されていたのが、レギュラー番組となります。担当は、サンキュータツオさんと柘植恵水アナウンサーです。国語辞典の奥深さについて語る番組です。
金曜日「ごごカフェ」店長は柘植アナに代わり吾妻アナ
金曜日の「ごごカフェ」の店長は、柘植アナウンサーに代わり、吾妻謙アナウンサーが担当することになります。「らじるラボ」は終わりますが、吾妻アナのお声は、引き続き、ラジオで聞くことができるようです。
ごごカフェの月曜日~木曜日は、これまで通り、武内陶子アナウンサーの担当です。
日曜午後は2つの新番組、「小痴楽の楽屋ぞめき」「ヴォイスミツシマ」
日曜日の午後は、2つの新番組が始まります。
一つ目は、「小痴楽の楽屋ぞめき」です。午後1時台の放送です。
若手真打のトップランナーとして活躍する人気落語家、柳亭小痴楽さんが、落語界のオモテからウラまで語り尽くします。
二つ目は、「ヴォイスミツシマ」です。午後3時台の放送です。
俳優、ミュージシャンなどジャンルの垣根を越えて活動を広げる満島ひかりさんが、演技や音楽の話題はもちろん、大好きな音の世界も追求します。
これに伴い、「DJ日本史」は午後4時台の放送になります。「発掘!ラジオアーカイブス」の放送は終了となり、「DJ日本史」は毎週の放送に戻ります。また、午後2時台に「らじるセレクト」が設定されました。
カブキチューンはFMのみの放送に戻ります。ディスカバー・カーペンターズはもともと1年間の放送と決まっておりましたので、終了です。ちなみに、新年度からは「ディスカバー・ビートルズⅡ」がFMで放送されます。
(追記)「ちきゅうラジオ」の出演者が代わります
土日の夕方に放送されている「ちきゅうラジオ」。新年度から、出演者が改まります。体調不良でお休みをされていたリアド慈英蘭さんが交代となります。
新年度からは、土曜日は當間ローズさん、日曜日はレ・ロマネスクTOBIさんが担当されます。中村アナとにゃーるど(音クイズのときのみ出演)は、引き続き、担当されます。
金曜午後8時台は新番組「梶裕貴のラジオ劇場」
金曜日の午後8時台は、「梶裕貴のラジオ劇場」が放送されます。NHK資料によりますと、以下のように説明されていました。
ヒット作品の人気キャラクターを数多く務め、確かな演技力が評価されている梶裕貴さんが、ゲストと共に生ドラマを実演していく挑戦的な番組。
声優さんが担当される番組です。「アニメステラー」とは、趣旨が大きく異なる番組です。
最終金曜午後8時台(月1回)は「みんなでひきこもりラジオ」継続
2022年度の金曜日は「みんなでひきこもりラジオ」をはじめ、週ごとに別番組を放送してきました。
そんな中で、2023年度は、「みんなでひきこもりラジオ」のみ、放送が継続されます。毎月最終金曜日、月1回の放送です。担当も引き続き、栗原望アナウンサーです。ひきこもり当事者の声を聞くことができて、個人的には勉強させてもらっている番組です。
ラジオ深夜便のアンカーは、住田アナが交代!後任は小野塚アナ
最後に、ラジオ深夜便のアンカーについてです。第1・2・3金曜日は関西発深夜便が放送されております。2022年度は第1金曜日を担当されていた住田功一アナウンサーが交代となります。2月第1金曜日の深夜便で、自ら、発表をされていました。
BK管内に住んでいる私にとって、住田さんのお声がラジオから聞けなくなるのは、寂しいです。
住田アナウンサーの後任は、なんと、小野塚康之アナウンサーです。第1金曜日を担当されます。高校野球の実況でおなじみだった、NHKの元名物アナウンサーです。住田さんの引退は寂しいですが、小野塚アンカーの深夜便は非常に楽しみです。
以上、新年度・2023年度のNHKラジオ第1放送における、番組改編について述べてきました。上述した番組以外については、概ね、2022年度と変更はありません。詳しくは、「2023年度(令和5年度) 国内放送番組編成計画」などをご覧ください。