皆さま、こんにちは。滋賀県の情報発信をしている「既定ではないブログ」管理人です。
さて、滋賀県の鳥(県鳥)といえば「カイツブリ」です。ほとんどの滋賀県民は知っているでしょう。
中には、実際に「カイツブリ」を見たことはないけれど、びわこ放送で「知ったかぶりカイツブリ」ならば見たことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
今日は、そんな滋賀県の鳥「カイツブリ」をモチーフにした饅頭を紹介します。
その名も「かいつぶり」。
かの有名な鮎家が販売しています。
似たようなお菓子が、他にあるようですが・・・、滋賀県のおみやげとして、ぜひ、購入してみてください。
それでは、「かいつぶり」について、詳しく見ていきましょう。
滋賀県の鳥はカイツブリ
滋賀県の鳥は「カイツブリ」。滋賀県民はご存じでしょうし、カイツブリは琵琶湖でも観察をすることができます。
湖国のBBC・びわ湖放送がカイツブリをモチーフにしたキャラクター「知ったかぶりカイツブリ」を用いていていることでも有名です。
そもそも、琵琶湖の異名は、鳰の海(におのうみ)です。
古くは、琵琶湖のことを鳰の海と呼ばれており、様々な歌でも詠まれています。
「鳰」は「カイツブリ」とも読むことができます。
それだけ、カイツブリは琵琶湖を代表する水鳥であることがよくわかります。琵琶湖とカイツブリは、切っても切れない関係となっているのです。
こうしたこともあり、1965年に「カイツブリ」は滋賀県の鳥に認定されています。
鮎家の「かいつぶり」を買ってみた
そして、滋賀県の鳥「カイツブリ」をモチーフにしたお菓子があります。
それこそが、これから紹介するもの。その名も「かいつぶり」。鮎家が販売しています。
鮎家といえば、中には、巻物・佃煮をイメージされる方が多いかと思います。鮎家の昆布巻きを食べたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
一方で、鮎家は、「近江藤齋」という名前で、和菓子屋さんもプロデュースしています。
和菓子や洋菓子、焼菓子といった、様々なお菓子をつくっていて、「かいつぶり」というお菓子もつくっているということになります。
滋賀県民の私は、「カイツブリ」を何度か人から頂いたことはあるのですが、今回は、自分で購入してみました。
9個入りのものを購入しました。箱を開けると、1個ずつ包装紙に包まれていました。
「かいぶつり」は饅頭です。
それでは、包装紙も開けていきましょう。
包みを除いてみると、あら、かわいい。丸々とした鳥がでてきました。これが、「かいつぶり」です。
水鳥であるカイツブリの特徴を、ある程度再現できているのではないでしょうか。
包みを開封したときに少し切れてしまいましたが、、、「鳰」という文字が背に書かれています。
たびたび「鳩(はと)」と読み間違えてしまう方がいらっしゃいますが、「鳩(ほと)」ではなく「鳰(かいつぶり)」ですので、読み間違えにはくれぐれもご注意ください。
食べた感想(ひよこではありません!)
「かいつぶり」は、私にとって、食べ慣れた味なのですが、改めて、実食です。ということで、早速、一口、かじってみました。
皮の中には白餡が入っています。食べた感想ですが、「ザ・和菓子」という感じではないということです。
口に入れると、ほんのりとバターの香りが広がってきます。
中の白餡は、ややぱさつきがあるものの、これくらいが食べやすいと思います。
上品でおいしい饅頭です。
「かいつぶり」を食べてみて、以下のように思う人がいるでしょう。
「かいつぶり」は、福岡のおみやげで有名な「ひよこ」と同じではないか!!!
確かに、福岡のおみやげで有名な「ひよこ」と似ていると言わざるを得ません。
そこで、「かいつぶり」の味に慣れている筆者、偶然にも、この記事を書こうと思いつく前に、「ひよこ」を食べました(写真を撮り忘れてしまいました、、、すみません)。
「ひよこ」を食べて思ったことは、やはり、香りです。「ひよこ」には、バターの香りはしませんでした。
「ひよこ」の方が、和菓子らしい饅頭でした。食べ比べるとよくわかりますが、味は意外にも違うということがよくわかる体験でした。
滋賀のおみやげにどうぞ
改めて、「カイツブリ」は滋賀県の鳥ですので、饅頭の「かいつぶり」は滋賀県・琵琶湖のおみやげにぴったりです。
9個入りと12個入りが販売されています。
鮎家は、ネットショッピングサイトを開設しておりますので、サイトを覗いてみましたが、「かいつぶり」の取り扱いはありませんでした。
したがって、「かいつぶり」を食べたいという方は、滋賀県に来て、購入をする必要があります。
滋賀県に来られた際は、ぜひ、「かいつぶり」をおみやげとしてご購入いただけると、一滋賀県民としては嬉しいです。