ラジオ体操関連

らじるらじるでラジオ体操の聞き逃し配信が始まりました

らじるらじるの画面

皆さま、NHKのネットラジオ「らじる★らじる」を活用していますでしょうか。らじる★らじるでは、放送中のラジオ番組を聞けるだけでなく、放送済みの番組を再度聞くことができます(聞き逃し配信)。ラジオ体操については、これまでは、聞き逃し配信の対象外でしたが、今般、ラジオ体操の聞き逃し配信が始まりましたので、その情報についてお伝えします。

らじる★らじるの聞き逃し配信とは

AMラジオ945kHz

基本的な情報から確認します。

まずは、「らじる★らじる」とは何かについてです。「らじる★らじる」はNHKのネットラジオのことです。民法のネットラジオ「radiko」のNHK版とでもいえばよいでしょうか(radikoでもNHKのラジオ放送が配信されています)。パソコンならばブラウザー版のらじる★らじるで、スマートフォンなどならばらじる★らじるの専用アプリでNHKラジオを聞けます。

次に、聞き逃し配信についてです。らじる★らじるでは、NHKのラジオ番組の放送終了後、1週間、いつでもどこでも、当該ラジオ番組を聞くことのできるようになっています。これが、聞き逃し配信です。radikoでいうタイムフリーのようなものです。なお、一部番組は聞き逃し配信を行っておりません。

ラジオ体操の聞き逃し配信、始まる

らじるらじるのブラウザ版画面

これまでは、ラジオ体操の聞き逃し配信はなされていませんでした。

しかしながら、2022年8月31日より、「らじる★らじる」のアップデートが開始されたのを機に、ラジオ体操の聞き逃し配信が始まりました。ただし、巡回ラジオ体操会の配信はないようです。

ラジオ体操の放送は、朝の体操と昼の体操に分けることができますが、両方を聞き逃し配信で聞くことができます。朝の体操は、午前6時半からの放送(NHKR1)とその再放送である午前8時40分からの放送(NHKR2)のことです。昼の体操は、正午からの放送と午後3時からの放送(いずれもNHKR2)のことです。

※日曜日は朝6時半からの放送のみです。

また、ラジオ体操の放送は、曜日ごとに異なっており、1週間で一巡します。例えば、2022年9月16日(金)放送の収録音源は、次週の2022年9月23日(金)にも流れます。このようにはなっておりますが、聞き逃し配信では、こうしたことは特に考慮されず、毎日、「〇月×日放送」として配信されております。

※なお、収録は2か月に1回です。2か月経過すると、別の収録音源が放送されます。

注意:radikoのタイムフリーでは引き続き、ラジオ体操を聞けません。

需要はあるのか?

らじるらじるのスマホ版画面

ラジオ体操は、他番組とは異なり、毎回ラジオ体操第1とラジオ体操第2が放送されるなど、毎日、編成はほとんど変わりません。さらに、ラジオ体操第1やラジオ体操第2は動画投稿サイトでも視聴できます。それにもかかわらず、聞き逃し配信が始まったのです。

本当に、需要はあるのでしょうか。

正直言って、需要はほとんどないと思います。しかし、私のようなラジオ体操愛好家からすると、活用の余地はあるのではないかと考えております。

活用方法

ラジオ体操をする5人の子供

ラジオ体操の聞き逃し配信における考えられる活用方法を記します。

第1に、ラジオ体操会で利用できそうです。私(1級ラジオ体操指導士)は、以前、ラジオ体操の放送が無い時間帯に、ラジオ体操会の開催を企画し、実行しました。

しかし、CDで毎回同じ音源で行うのは面白くないと思い、曜日ごとに異なる放送を毎日録音して、それを音源として使いました(ピアノ伴奏者や指導者が毎日変わるので、味わい深いのです)。

ただ、1週間、毎日、定時に録音することになったので、手間がかかりました

しかしながら、聞き逃し配信が開始されたので、これからは、録音の手間を少し省けます。時間の制約はなくなり、パソコンの内部音声を専用ソフトで、聞き逃し配信を録音するだけで終わりです。定時に録音をする手間を省けるというメリットは、結構、大きいと思います。


第2に、私のようにラジオ体操を実践する愛好家とは異なり、ラジオ体操の放送を鑑賞する愛好家にとっても役に立ちそうです。当ブログでは、ラジオ体操のピアノ伴奏者3氏の違いについての記事がありますが、ラジオ体操のピアノ伴奏を鑑賞する愛好家も一定数存在するようです。

そうした方にとっても、定時に録音をする手間を省くことができ、ベネフィットを享受できるのではないでしょうか。

最後に

らじる★らじるのアップデートは、賛否があるようで、中には使いにくくなったという声もあるようです。ただ、ラジオ体操の聞き逃し配信が始まったのは、大変大きなことです。

動画投稿サイトではなく、聞き逃し配信でラジオ体操を行うということもできますので、ラジオ体操を行っている方は、ぜひ、ご活用ください。

  • この記事を書いた人

undecided

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