当ブログは、滋賀県に関することとラジオ体操に関することを中心に発信しております。今回は、滋賀県とラジオ体操をくっつけちゃいます。題して「滋賀県におけるラジオ体操の普及状況」です。当記事は、動画紹介やスポーツ協会の取組みを紹介し、併せて滋賀県民で1級ラジオ体操指導士である当ブログ管理人の考えを述べるという構成になっています。
なお、当記事は、「ラジオ体操関連」ではなく、「滋賀県情報」にカテゴライズしています。
動画「琵琶湖と滋賀とラジオ体操」
滋賀県が公開している動画です。面白い取り組みをされていますねー。
動画の説明にはこう記してあります。
日本一の湖・琵琶湖から始まるラジオ体操。知事をはじめ、各地のゆるキャラや県民のみなさんにもご協力いただいて、楽しく、爽やかにラジオ体操してみました。
ラジオ体操の各運動とラジオ体操を実践している人・場所の組み合わせをまとめました。
なお、運動名は略称です。
- 背伸びの運動
→琵琶湖大橋のふもとで、SUPをしながらラジオ体操を実践しています。 - 腕と脚の運動
→レイクスターズの選手がラジオ体操を実践しています。 - 腕を回す運動
→油日神社で、忍者と「にんじゃえもん」がラジオ体操を実践しています。 - 胸の運動
→近江神宮で、競技かるた選手?と「おおつ光ル君」がラジオ体操を実践しています。 - 横曲げの運動
→彦根城の前で、知事らと「キャッフィー」「チャッフィー」がラジオ体操を実践しています。 - 前後に曲げる運動
→前半が5と同じ、後半が1と同じ。 - ねじる運動
→SKR信楽駅で、高校生と「ぽんぽこちゃん」がラジオ体操を実践しています。 - 腕と脚の運動
→膳所高校で、膳所高校応援団の方々がラジオ体操を実践しています。 - 斜め下に曲げる運動
→守山宿「うの家」の前で、「TEAM mega」の方々がラジオ体操を実践しています。 - 体を回す運動
→信楽駅で忍びトレインを背景に、SKRの車掌さんと「ぽんぽこちゃん」がラジオ体操を実践しています。 - 両足跳び
→前半は彦根市のボルダリングカフェ関係者、後半はえひめ国体関係者がラジオ体操を実践しています。 - 腕を足の運動
→前半が11の後半と同じ。後半は、守山市健康推進委員の方々がラジオ体操を実践しています。 - 深呼吸
→1と同じ。
滋賀県民の皆さん。ぜひ、この動画、「琵琶湖と滋賀とラジオ体操」を使って、ラジオ体操を実践してみてください。
なお、このピアノ伴奏は幅しげみ氏(当ブログ管理人調べ)です。
滋賀県の名所とラジオ体操(体操仲間の動画!)
ところで、私の仲間も滋賀県の各地でラジオ体操を行っている動画を作成しています。
体操を行っている場所は、琵琶湖岸、メタセコイア並木、野田町コスモス畑です。ぜひ、ご覧ください。
スポーツ協会「ラジオ体操普及推進事業」
ここからは、少しかたい話題になります。
実は、滋賀県スポーツ協会は、「ラジオ体操普及推進事業」をされています。以下、内容について、令和2年度(2020年度)事業計画より引用します。
①本県のスポーツ実施率の向上を図るとともに、県民の健康づくりに向けた取り組みを推進する第一歩として、「いつでも、どこでも、だれでも」できる健康体操として国民の間に広く定着している「ラジオ体操」の普及を図ります。
令和2年度(2020年度)事業計画より(数字は筆者)
②ラジオ体操が「身近なスポーツ」であるという認識のもと、既存の事業において準備運動として実施するとともに、普及啓発を図るために協会職員の指導者資格の取得を進めます。
③指導者養成など各種事業を実施します。
④また、動画を用いた啓発や、毎朝、体操ができる場の設置を検討するなど、スポーツ実施率を高める持続可能な、そして全県的な健康推進運動として事業を展開します。
引用部の各段落に、①から④の数字を入れました。それぞれ、わかりにくいところを、私の解釈をもって説明します。
まずは、①
特にわかりにくいというところはないと思います。「いつでも、どこでも、だれでも」はラジオ体操の理念です。
次に、②
指導者資格とは何ぞやという質問が出そうです。
全国ラジオ体操連盟は、正しいラジオ体操を普及できる人を養成すべく指導者資格を創設しています。上の画像のように3つに分かれています。ラジオ体操指導員は、指導者講習会を受講することで取得可能です。私は、1級ラジオ体操指導士です。詳しくは、参考記事をご覧ください。
参考記事:「ラジオ体操指導員の資格とは。現1級ラジオ体操指導士が解説。」
そして、③
各種事業とは…、私もわかりませんが、滋賀県での指導者講習会実施や巡回ラジオ体操会の誘致といったところでしょうか?
最後に、④
毎朝、体操ができる場は、ラジオ体操会を意味するのでしょう。私もラジオ体操会を主催していますが、体操会が増えていけばいいですね。
最後に、私が思うこと
最後に、滋賀県民で1級ラジオ体操指導士である当ブログ管理人が、県内のラジオ体操普及に関して思うことを述べます。
ラジオ体操の普及においては、基本的には、滋賀県スポーツ連盟の事業計画に沿って、しっかりやっていだだければ全く問題ないと思います。
ただ、私には1つ思うところがあります。
国スポ・障スポでラジオ体操を
2024年滋賀開催の国スポ・障スポで、ぜひ、ラジオ体操をやっていただきたいと思います。方法は2つあります。2つのうちどちらか、もしくは、どちらも行っていただけたら幸いです。
- 開会式でラジオ体操を
→実は、2019年の茨城国体の開会式で、連盟関係者と県の1級・2級指導士、ならびに小学生がオープニングセレモニーとしてラジオ体操を行っています。これを、ぜひとも、滋賀開催の国スポ(もしくは障スポ)の開会式で行っていただきたいです。 - デモンストレーション競技でラジオ体操を
→これは、過去、多くの国体で行われてきました。夏季巡回ラジオ体操・みんなの体操会として行わることが多いようです。
国スポ・障スポでラジオ体操を行うことを、私は強く希望したいと思います。
(そのためには)また、国スポ・障スポまでに、県内でラジオ体操を普及していかねばなりません。ということで、
指導士が積極的に普及を
滋賀県内の1級指導士・2級指導士が、今後も、積極的にラジオ体操を普及していかねばなりません。場合によっては、スポーツ協会が、指導士を活用するということを考えてもよいのではないでしょうか。
当ブログ管理人は、ネット上(このブログ・オンラインラジオ体操会)でラジオ体操を普及しておりますが、今後も、頑張っていきたいと思います。