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【滋賀の駅訪問記:稲枝駅】比較的新しい駅舎が印象的

2021年8月26日

稲枝駅看板

滋賀の駅訪問記、今回で、第4弾となります。当記事で取り上げるのは、JR琵琶湖線・稲枝駅(いなええき)です。普通電車のみがとまる駅です。稲枝駅周辺は、コンビニもなく、やや寂しい感じがいたしましたが、新しそうな駅舎が印象的でした。ただ、近くには聖泉大学があるので、大学生らしき人の姿もあり、(時間によるとは思いますが)活気が感じられました。

稲枝駅の基本情報

JR東海道線(琵琶湖線)の能登川駅と河瀬駅の間にあるのが、稲枝駅です。新快速は止まりません。普通電車のみが停車します。

お隣の能登川駅は東近江市に位置しますが、稲枝駅は彦根市に位置します(途中の愛知川が市境になります)。JRにおいて、彦根市南端の駅が、稲枝駅となるのです。

稲枝駅

稲枝駅は2面2線を有する構造となっています。

新しい駅舎

稲枝駅駅舎の説明

稲枝駅の駅舎は、比較的新しくなっています。上の説明版によると、今の駅舎は、平成28年(2016年)12月11日より利用されているとのことです。それ以前の駅舎は、少し見づらくて恐縮ですが、上の写真の左上にのっているような感じでした。

稲枝駅は、東海道線が開通したころからある駅で、老朽化が進んでいたので、駅舎が新しくなったという経緯があります。

実は、当ブログ管理人、稲枝駅には10年ぶりくらいに降り立ちました。以前、稲枝駅を降りたときは、確かに、橋上駅ではなく、地上駅だったような気がしました。

稲枝駅改札

稲枝駅は今や橋上駅ということで、改札は、ホームより階段をのぼったところにあるのですが、こじんまりとした感じがしました。

稲枝駅太陽光発電の発電量

稲枝駅の駅舎には、太陽光パネルが設置されています。発電量の推移を、改札を出たところにあるモニターより一目で確認することができます。


では、駅周辺の様子を見ていきましょう。

稲枝駅東口の様子

稲枝駅東側

利用者が多いのは、東口のほうです。まずは、ロータリーの様子を記述していきます。

稲枝駅東口ロータリー

ロータリーは、常時、タクシーが止まっている以外は、基本的に静かでした。タクシーは東口から乗ることができるということになります。ただ、電車が到着する前後は、送迎の車が集まってきている感じがいたしました。

稲枝駅は、周辺の住んでいる人だけでなく、豊郷町や愛荘町に住んでいる人も利用しているものと思われます。そのため、一定数の送迎車両を見ることができたのだと思います。ただ、ロータリーから車があふれるようなことはありませんでした。

稲枝駅ロータリー桜

東口ロータリーの真ん中には、桜の木が植えられています。これは、旧駅舎の頃の駅前広場にあった桜を接ぎ木して、成長した木を植えたものだということです。旧駅舎について書かれた説明版に、併記されていました(上に画像があります)。

バスは東口から発車

稲枝駅バス停

稲枝駅発のバスは、全て東口から発車します。とはいえ、本数は少なくなっています。稲枝駅より西側(琵琶湖側)方面に行くバスが、ほんの少し出ています。また、豊郷・愛荘方面の乗り合いタクシーも出ています(要予約)。

稲枝駅東口駐車場

駐車場もあります。ただ、全然車は止まっていませんでした。

周辺にコンビニはありません

稲枝駅周辺

もう少し、広く、駅周辺の様子を見ていきます。まず、周辺にコンビニはありませんでした。個人的に、駅前道路を歩いていて、最も目立ったのは、京進稲枝校でした。あとは、自転車預り所や肉屋があるのを確認しました。

ただ、駅東口から、5分程度歩いたらフレンドマート稲枝店がありますし、15分程度歩いたら聖泉大学(せいせんだいがく)があります。聖泉大学へは、駅からシャトルバスが出ているのを見たのですが、十分に歩ける距離です。

東口には、聖泉大学の学生さんらしき人の姿もあり、時折、活気を感じることができました。

稲枝駅西口の様子

稲枝駅西口

次に、稲枝駅西口を出てまいりました。こちらは、東口より一層、静寂に感じることができました。まあ、それもそのはず。タクシーやバスは東口から出ますし、なにより西口周辺は、住宅が広がっているのです(少し歩けば、田んぼが広がっている景色を見られます)。

一応、稲枝駅西口側が、琵琶湖側になります。まっすぐ、琵琶湖へと進むと、新海や三ツ矢といった、きれいな琵琶湖を見られる場所へと行けます。しかし、琵琶湖までは5km以上距離があるので、時間に余裕がないと歩くのは厳しと思います。

稲枝駅西口駐車場

東側同様、駐車場がありましたが、空車が目立ちました。

稲枝駅臨時駐輪場

少し気になったのが、臨時駐輪場です。常設の駐輪場ではなく、臨時の駐輪場です。都市部の駐輪場とは異なり、お金を払う必要はないようです。結構、多くの自転車であふれていました。

異常に低いガードを発見

稲枝駅南側高架下

稲枝駅のすぐ南側に、異常に低いガードを見つけました。電車が来たとき、特に、新快速が高速で通って行ったときは、大迫力です。一応、道路になっているので、ガード下を通ることもできます。ただ、高さはだいたい150cmくらいですので、通行には注意が必要です。

最後に

稲枝駅内の木
草津・京都方面ホームに立派な木があった

今回は、琵琶湖線の稲枝駅を取り上げました。私自身、約10年ぶりの訪問でしたので、新しい駅舎や異常に低いガードなど、多くの発見がありました(前回訪問は、私が中学生のとき)。

最後に、観光情報ですが、旧豊郷小学校や湖東三山(豊郷・愛荘方面)を近江鉄道以外の公共交通機関で訪れる方はここで降りて、乗り合いタクシーに乗るとよいと思います。ただし、予約が必要ですので、ご注意くださいませ。

  • この記事を書いた人

undecided

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