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琵琶湖大橋を徒歩で渡ってみた。様々な発見があった。

琵琶湖大橋有料道路の看板

琵琶湖における北湖と南湖の境になっている琵琶湖大橋。大津市民の当ブログ管理人、実は、琵琶湖大橋を徒歩で渡ったことがありませんでした。そこで、琵琶湖大橋を大津・堅田方面から守山方面へ徒歩で渡ってみました。車では気づくことができない、様々な発見がありました。

琵琶湖大橋の場所を確認

まずは、琵琶湖における橋のお話です。

琵琶湖には、2つの橋が架かっています。一つは琵琶湖大橋、いま一つは近江大橋です。そのうち、ここで紹介する琵琶湖大橋は、大津市と守山市をつないでいます。また、琵琶湖において、琵琶湖大橋を境に北側が北湖(ほっこ)、南側が南湖(なんこ)と呼ばれています。

自動車で琵琶湖大橋を通行する場合は有料ですが、徒歩・自転車は無料です。


ところで、近江大橋については、以下のリンク先の記事をご覧ください(なお、当記事最後の関連記事欄にもリンクを載せてあります)。

関連記事:「地元住民が近江大橋のあれこれについて教えます」(内部リンク)

※近江大橋(リンク先の記事)は地元民の目線から紹介していますが、琵琶湖大橋(当記事)は半地元民・半観光客の目線から紹介します。

琵琶湖大橋の概要

琵琶湖大橋の概要を述べておきます(道の駅に概要に関する案内板が設置されていました。それに依っています)。

  • 橋の長さ
    南側の橋(昭和39年9月完成)が1350m北側の橋(平成6年7月完成)が1400m。橋が2つあるのですねー(下の写真参考)。
  • 最も高いところ(道路上から琵琶湖まで)
    26.3m。そこには、琵琶湖大橋展望台があります(北側の橋のみ)。
  • 橋脚の間の一番広いところ
    →140m。
琵琶湖大橋における2つの橋

それにしても、守山方面から堅田方面への橋(奥側・南側の橋)が渋滞していますねー。連休中日の昼間だったからでしょう。ちなみに、南側の橋には左右に歩道があります。上の概要で示した通り、もともとは、南側の橋しか無かったからです。


では、ここからは、私が歩いた際に見られた風景を写真と文字で紹介しましょう。堅田からスタートです。北側の歩道(橋)を歩きます。

堅田駅から歩き始めて15分くらいでしょうか、びわ湖タワーという遊園地の跡地付近に達しました(左の写真)。現在は、ヤマダ電機とイズミヤがあります。さらに進むと、大きなカニが見えてきます(右の写真)。そこは、カニを食べることのできるお店です。

道の駅・びわ湖大橋米プラザ

道の駅米プラザの看板

そして、琵琶湖大橋の手前に近づくと、道の駅びわ湖大橋米プラザの看板が。せっかくですので、歩行者専用の階段を降り、道の駅に立ち寄りました。

※道の駅の名前には、「琵琶湖大橋」ではなく「びわ湖大橋」という名称が採用されています。

1階には土産や物産などが販売されていました。多くの人で賑わっていました。2階には琵琶湖大橋を一望できるテラスがあります。

まあ、私は大津市民で、購入したい土産や物産はなかったので、引き返しました。いよいよ、琵琶湖大橋です。

やや急な上り坂有、なぜ高低差があるの

最初はやや急な上り坂を上っていきます。上でも紹介した通り、一番高いところは、琵琶湖から26.3mもあります。これは、9階建てマンションの高さに匹敵します。この、一番高いところには、琵琶湖大橋展望台があります(北側の橋のみ!)。ぜひ、ここから琵琶湖を眺めてみてください(自転車のグループがいたため、私は、立ち寄らなかった)。

ところで、なぜ、こんな上り坂になっているのでしょうか。それは、琵琶湖大橋の下を船が通るからです。とりわけ、クルーズ船や学習船・うみのこなどの大型船も通りますので、一定数の高さが必要なのです。それ故、上り坂になっているわけです。

※学習船・うみのこは、滋賀県に住む小学5年生全員が1泊2日で乗船することになっています。2日間を通じて、琵琶湖などについて勉強します。もちろん、当ブログ管理人も乗船しました。

メロディーロード

琵琶湖大橋・メロディーロードの始点

ところで、琵琶湖大橋は、メロディーロードたるものがあります。守山方面の右車線の一部がメロディーロードになっています(全てがメロディーロードになっているのではありません)。メロディーロードの区間は、道路が若干の凹凸になっています(車の通行には何ら差し支えありません)。この区間を自動車で走ると、「琵琶湖周航の歌」が聞こえてきます。法定速度・時速60kmで走ると、ちょうどよいテンポで聞こえてきます

一方、歩道においても、車が通過するたびに「琵琶湖周航の歌」が部分的に聞こえてきます。メロディーのテンポが明らか早く聞こえるもの、すなわち時速60kmを超過している車も多数見られました…。

有料道路です!ETCも

琵琶湖大橋料金所

最後に、忘れてはならないことを記しておきましょう。それは、琵琶湖大橋は有料道路であるということです。守山側に料金所があります。現在、普通車の料金は、現金払いが150円、ETCは20%OFFの120円となっています。かねてよりも、幾分安くなっています。

ちなみに、2019年2月1日より、ETCの運用が始まりました。ETCを利用するほうが安価になりますので、ETC搭載車は、ぜひ、ご利用ください。

風にしなう形、風にむかう形

料金所(北側)付近には、上のようなアート作品があります。その名も、「風にしなう形 風にむかう形」。作者は塚脇淳さん。1995年に制作されたものです。

冬になると、守山方面から堅田方面へ向かう際、北より・西寄りの風が強くなります。冬、自転車の方は、かぜにしなう・むかうことが大変かもしれません。

最後に

琵琶湖大橋

琵琶湖大橋を徒歩で渡ると、様々な発見がありました。全て上で記したことになりますが、展望台があること、歩いていてもメロディの一部分が聞こえること、アート作品があること、等々。琵琶湖大橋は約2km、所要時間は25分くらいですので、皆様も、ぜひ、一度歩いてみてください。なお、北側の橋を歩くことを強くお勧めします(展望台、メロディー、アート作品は全て北側に有)。

  • この記事を書いた人

undecided

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