2級ラジオ体操指導士のはしです。全国ラジオ体操連盟から、郵送で「緊急事態宣言解除後の朝のラジオ体操会について」と題した通達文が届きました。この通達の内容を紹介します。
なお、下記のリンクは、緊急事態宣言下における、「朝のラジオ体操会の当面休止」の通達(~2020年5月13日)ついて記しています。
関連記事:「新型コロナのため、ラジオ体操会は自粛を。自宅でしよう。」(内部リンク)
通達をご紹介
まず、「緊急事態宣言解除後の朝のラジオ体操会について」と題した通達文(一番上の画像参照)の内容をご紹介します。
2密に注意
ラジオ体操会を再開するにあたり、2密(密接・密集)に注意するよう呼びかけています。ラジオ体操会は、屋外で行われるため、密閉は当てはまりません。
ラジオ体操界の中心メンバーは、高齢の方です。高齢の方が、新型コロナウイルスの感染すると重症化しやすいといわれていますので、2密にならないように注意してください。
2つのお願い
そして、ラジオ体操連盟は、2つのお願いをしています。引用します。
①新型コロナウイルス感染状況等は自治体それぞれで異なっています。緊急事態宣言解除後にお住まいの自治体が発表すると想定される諸施策・方針等をお確かめの上、皆さま方ご自身で再開の可否をご判断いただくようお願いします。
「緊急事態宣言解除後の朝のラジオ体操会について」より引用
②もし、ラジオ体操会を再会される場合でも、「2密(密接、密集)」にならないよう、十分に注意を払い、マスク着用、事前事後の消毒・手洗い、十分な距離をとるなどの予防策の徹底を図ってください。
①のお願いは、ラジオ体操会再開の判断はご自身で行うように、ということが述べられています。ラジオ体操連盟は、決してラジオ体操会再開を奨励していないことが見て取れます。
②のお願いは、2密にならないようにするとともに、新型コロナウイルスの感染予防策をとるように、ということが述べられています。2密という言葉は、再び登場しました。くれぐれも、2密に注意してください。
加えて、とりわけ夏は、熱中症にはくれぐれもご注意ください。
再び(三たび、四たび…)緊急事態宣言が発出されたら…
1度目の緊急事態宣言は、2020年5月14日に全国の広い範囲で、2020年5月25日に残りすべての地域(首都圏と北海道)で解除されました。このとき、ラジオ体操連盟は、ラジオ体操会の自粛を求めました。
そして、その後も、何度か緊急事態宣言が発令されていますが、ラジオ体操連盟は、完全な自粛を求めているわけではありません。緊急事態宣言が出ても、上記の通り、2密に特に注意しながらラジオ体操を行うようにしましょう。
心配なのは夏休みのラジオ体操会
個人的に心配しているのは、夏休みのラジオ体操会についてです。ラジオ体操といえば、子どもたちにとっては、夏の風物詩です。ぜひとも、子どもたちにおいては、夏休み期間はラジオ体操会に参加してほしいところです。
しかし、今年は、新型コロナウイルスと夏休み短縮の影響で、夏休みのラジオ体操会を行わないという地域が相次ぐ可能性があります。私としては、何としてもラジオ体操の衰退は避けねばならないと思っています。