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2019年夏の参議院選挙滋賀選挙区の結果は?勝敗の要因は?

投票箱・候補者の画像と文字

2019年夏の参議院選挙の結果が判明しました。当ブログ管理人の居住地、滋賀選挙区では、野党統一候補の嘉田由紀子氏が初当選を果たしました。当ブログでは、以前、滋賀選挙区でどの候補者が当選するか予想しましたが、予想とは異なる結果となりました。本日は、嘉田氏の勝因や今後期待することなどを記します。

参議院選滋賀選挙区の結果

まずは、滋賀選挙区の結果を復習します。野党統一候補の嘉田氏が当選しました。

参院選滋賀選挙区の結果

野党統一候補である嘉田氏が自民党の二之湯氏をわずかに上回る結果となりました。案の定、滋賀選挙区は接戦になりました。

私も結果がかなり気になっていたため、ずっと選挙報道に釘付けになっていましたが、NHKが当選確実の報道をしたのは23時30分ごろとかなり遅くなりました。滋賀選挙区がかなりの接線であったことを物語っています。

嘉田氏の勝因は

当選した男性

最初に少しだけ述べましたが、私は以前に公開した記事で、接戦になりどちらが勝つかわからない状況だが、最終的に二之湯氏が勝利するのではないかと予想しました。もちろん、結果は逆だったわけで、私の予想が誤りだったということになります。

関連記事:2019年夏の参議院選挙滋賀選挙区の情勢は?地元の若者が考える(内部リンク)


では、嘉田氏は二之湯氏と比べて何が上回ったのでしょうか。

それは、知名度です。嘉田氏は、滋賀県知事を2006年7月から2期8年にわたって務めました。そのため、滋賀県における知名度は抜群です。知名度をうまく活用し、二之湯氏をかわしました。仮に、嘉田氏ではない人が野党統一候補として立候補していたら、その人は敗れていたでしょうね。

一方、私が当選すると予想していた二之湯氏。知名度は微妙ですが、業績を訴えるなどして、再選を目指しました。小泉進次郎氏は、公示日と投票日前日(つまり最初と最後)の2回の来県、安倍首相も2回の来県がありましたが一歩及ばなかったということになります。

嘉田氏の知名度が、二之湯氏の業績や応援弁士による効果を上回ったといえます。

ちなみに、私は二之湯氏が当選すると予想したため、私は自民党の支持者ではないかという疑問を持った方もいらっしゃるかもしれませんが、私は自民党支持者ではありません。私は、政治に興味を持ちながら支持政党がない、積極的無党派層です。

嘉田氏に期待すること

吹き出し

「もったいないのその先へ」

これは何だと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは嘉田氏が選挙時に掲げたスローガンです。嘉田氏が、滋賀県知事時代、大戸川ダムの建設や新幹線栗東新駅の建設などをもったいないとして凍結・廃止するといった業績を残してきました。

現在の日本を見ると、国債が増え続ける一方です。すなわち、将来にツケを回していることになり、私は、その状況を非常に懸念しています。嘉田氏の「もったいない」を国会に持ち込み、将来のツケを少しでも減らしていただきたいです。

ちなみに、私は増税賛成の立場に立ちます。安倍首相は消費税を10パーセント以上上げるつもりはないと話されていましたが、本当に大丈夫なのでしょうか。将来にツケを回さぬようしていただきたいです。

教育費の負担を減らしてほしい

これは、個人的に嘉田氏に期待することです。私は大学生であるため、やはり教育費については言及しておくべきだと考えました。嘉田氏は、選挙に出馬する前までは、びわこ成蹊スポーツ大学の学長を務められてきました。嘉田氏は、その学長時代に、経済的な理由で退学する人を見るのがつらかったと何度も話されてきました。

びわこ成蹊で学長を歴任したという経験を活かし、経済的な理由で通えない人たちを救う枠組みといったものをさらに充実していただきたいです。

二之湯氏の分まで

滋賀選挙区はかなりの接線だったため、有権者の約半分は二之湯氏に投票したということになります。そのことを真摯に受け止めて、政治活動を行わなければならないということは言うまでもありません。

最後に

選挙ポスター掲示板

滋賀選挙区の投票率:51,96%

投票率があまりにも低い!!!非常に遺憾です。

今回の滋賀選挙区は激戦となり、投票率はもっと上がると私は予想していました。しかし、約半分の人が投票に行っていません。こんな状況でいいのだろうか。

よく、投票に行かない人は、政治に興味がないといいますが、政治に興味を持とうとしないだけではないでしょうか。今や、新聞やテレビ・ラジオだけでなく、インターネットでも政治に関する情報を手に入れることができます。政治に触れられる機会はいくらでもあるので、ぜひ、政治に興味を持って、次回の選挙に行っていただけると幸いです。

少し蛇足でした。最後まで、読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

undecided

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