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大津市の瀬田浦クリーク周辺を歩いてきました

2021年3月2日

瀬田浦クリークと文字

当ブログ管理人が、以前から気になっていた大津市の事業。その名も、瀬田浦クリーク整備工事。最近、久しぶりに現場を通りかかったら、一通りの工事が完了していました。したがいまして、今回は、瀬田浦クリークについて取り上げたいと思います。

瀬田浦クリークとは

瀬田浦クリークとは、大津市の萱野浦と玉野浦を囲うように整備されているクリーク(水路)のことです。グーグルマップを見ると分かると思いますが、確かに、両地域をぐるっと囲んでいます。昭和40年前に琵琶湖が埋め立てられ、両地域が誕生した際に、整備されました。

ただ、地図をよく見ると分かりますが、萱野浦の一部区間の水路が途切れていることがわかります。実は、その区間が、今回の整備工事で、新しくなったのです。

では、なぜ、今回、整備工事が実施されてのでしょうか。その理由は、瀬田浦クリークの流域に、瀬田周辺の人口密集地や交通量が多い国道1号や名神高速道路等が含まれ、その水質が芳しくないからです。悪臭など、周辺住民にも影響が出ていたのです。

瀬田浦クリークの様子

当ブログ管理人は、瀬田浦クリークを、自分の目で確認してまいりました。では、瀬田浦クリーク整備工事で新しくなった区間の現況を、北から南へと、写真で見ていきましょう。

瀬田浦クリーク最北

新たに整備された区間のうち、最も北側の場所を写真で撮りました。ここからは、どんな構造をしているのかよくわからないと思いますが、これまであったクリークの上に、コンクリートの構造物が存在していることがわかります。

さて、瀬田浦クリークの横には、が整備されています。早速、北側から入りましょう。

瀬田浦クリーク

入るとヨシがたくさん植えられていることがわかります。私が訪れたのは、冬だったので、ヨシは茶色くなっていました。ヨシを植えることにより、水質を浄化する意図があるのでしょう。もう少し奥に行ってみましょう。

瀬田浦クリーク

これで、新たに整備された区間の構造が如何なるものなのか、なんとなくわかると思います。西側(右側)にヨシが植えられていて、東側(左側)にクリーク(水路)が流れているという構造です。こうした景色がしばらく続きます。

瀬田浦クリーク溝

ところどころ、上のようなを確認することができました。写真を軽くしたので、映りがあまりよくないのですが、溝には水が流れています。さらに、その水は、ヨシが植えられている所に流れ出ています。水の音の響きが、良うございました。

萱野浦新橋

新しく整備された区間の中間地点ほどに、新しい橋が架かっていました。以前通りかかったときは、東側(左側)には住宅など一切なく、田んぼが広がっていたのですが、いつのまにか、住宅が建っていました。そのような経緯があり、新しい橋が架かったのでしょう。

瀬田浦クリーク新区間南側
当ブログ管理人の影が写っている!

新しく整備された区間の南側までやってまいりました。

以前の写真が手元になく、比較をできないことが悔やまれるのですが、瀬田浦クリーク整備工事により、以前より、水質が良くなっているように感じられました。

訪れる際の注意点

瀬田浦クリーク注意書き

瀬田浦クリークは、道も整備されていて、散歩コースに最適といえるでしょう。しかし、注意点があります。上の看板に書かれている通り、瀬田浦クリークに整備されて道は、あくまで、管理用通路です。したがいまして、散歩等で歩かれる際は、安全に十分に注意してください。

事故等のあった場合は一切責任を負えません

とのことです。散歩などの際、水路に転落したり、転倒したりしないようにご注意ください。

  • この記事を書いた人

undecided

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