大津市スポーツ協会が、70周年記念事業として、ラジオ体操第3動画コンテストを開催するようです(大津市は当ブログ管理人の居住地!)。幻の・2代目ラジオ体操第3を各々で行ったものを撮影し、応募するというものです。豪華な賞もあります。応募資格は特にないですので、是非、応募してみて下さい。
※当ブログは、滋賀県についてとラジオ体操について主に発信していますが、ラジオ体操第3動画コンテストは、大津市民・滋賀県民以外の方も投稿できるようですので、ラジオ体操関連にカテゴライズしています。
ラジオ体操第3とは
当ブログでもラジオ体操第3については、取り上げています。詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
参考記事:「幻のラジオ体操第3で健康な毎日を過ごそう」(内部リンク)
ただ、ここでも簡単に説明しておくことにします。2代目ラジオ体操第3は、戦後の1946年から1947年にかけて放送されました。なぜこんなに短命だったかというと、動きが複雑で、テレビのない時代においてはなかなか普及しなかったからです。したがって、幻のラジオ体操第3ともいわれます。このラジオ体操第3を2013年に、ある大学教授が復刻させたのです。
ラジオ体操第3と大津市の関係
ラジオ体操第3動画コンテストは、大津市スポーツ協会が開催するということですが、ラジオ体操第3と大津市はいかなる関係があるのでしょうか。
実は、復刻させた大学教授が龍谷大学社会学部の先生です。龍谷大学社会学部は、京都ではなく大津市の瀬田学舎に入っています。復刻させた先生が龍大瀬田学舎所属の先生であるという意味において、ラジオ体操第3と大津市との間で関係性が認められるのです。
当ブログ管理人は、大津市出身です。瀬田といえば、瀬田の唐橋や近江国一之宮建部大社、近江国庁跡が有名です。特産品は、セタシジミです。現在は、京都や大阪のベッドタウンとしてにぎわう元気な街です。
ラジオ体操第3動画コンテストの概要
大津市スポーツ協会が、ラジオ体操第3動画コンテストを主催されます。目的は、以下のとおりです。
幻のラジオ体操と言われている「ラジオ体操第3」は、運動不足をはじめ、うつ病予防・生活習慣病予防のための運動ツールとして、注目されています。リアルにスポーツする機会が難しい今、運動不足解消に寄与すべく動画コンテストを実施します。
応募要項より引用
ラジオ体操第3を全力で行うと、非常に良い運動になります。ラジオ体操第3を行うことは、運動不足解消に十分寄与すると私も思っています。
応募動画は、2代目ラジオ体操第3を行っている様子を収録したもので、4分以内という決まりがあります(なお、ラジオ体操第3の時間は約3分です)。その作品をYoutubeにアップロードすることで応募完了です。なお、その他、様々な決まりがあります。詳しくは、公式ホームページ上にある応募要項をご覧ください。
応募締め切りは、2020年9月30日です。→2020年10月31日に延期されました。
なお、応募資格は不問ですので、大津市民以外の方も応募できるようです。
賞も豪華
副賞が非常に豪華です。
大津市スポーツ協会会長賞は、セタシジミ1キロが副賞です。
審査委員長賞は人間ドック約5万円分、琵琶湖ホテル賞やびわ湖大津プリンスホテル賞は館内レストランの利用券等となっています。
応募基準は、①正確さ②楽しさ③元気さ④独創性です。応募が多い場合は、1次選考として動画の「いいね」数や再生回数が考慮されるようです。
個人的には、賞をあまり意識しすぎず、楽しく体操を行うことが受賞への近道だと思っています。賞を意識するあまり、固苦しい動きになっては元も子もないですからねえ。
最後に
当ブログ管理人は、2級ラジオ体操指導士です(現1級指導士)。ただ、2代目ラジオ体操第3は指導士試験の範囲外です。覚える必要はありません。しかし、ラジオ体操の歴史の上では、2代目ラジオ体操は重要な位置を占めます。そして、実際に地元の大学さんが復刻されているので、やはり、覚えねばならないと悟り、今は、なんとなくラジオ体操第3も実演できるようになりました(しかし、完璧ではない…)。
したがって、当ブログ管理人も応募しようかと思っています。Youtubeへの顔出し等、ハードルが高いという方もいらっしゃるかもしれませんが、興味のある方はぜひ応募してみてください。