「ラジオ体操・みんなの体操」のテキストブック、、、実はこの本、かなり面白いです。興味深い内容ばかりです。指導者向けに書かれたテキストのため、ラジオ体操指導士を目指す方は、もちろん（試験で出題される）、ラジオ体操を愛好している方も、是非、手に取ってみてください。
内容は
このテキストは、第1部と第2部、第3部に分かれています。
第1部は、「ラジオ体操の沿革と現状」です。ラジオ体操がどのように誕生したのか、制定されたのかといったことから、ラジオ体操の簡単な現状について述べられています。この部で重要なのは、やはり、沿革です。ここは、しっかり読んでおいたほうが良いと思います。ラジオ体操の歴史は、意外と深いということを理解できると思います。
第2部は、「理念と実践」です。この部は、ラジオ体操・みんなの体操の理念だったり、第1体操・第2二体操・みんなの体操の図解だったりが掲載されています。また、指導方法や効果についても記されています。このテキストは、ラジオ体操の指導者向けに書かれています。それ故、図解など体操の説明は、対面動作（左右逆）でなされています。ラジオ体操・みんなの体操の動作は左優先ですが、このテキストは指導者向けに右優先で記されているということになります。この部は、ラジオ体操指導士を目指す方にとっては、必須事項です。また、ラジオ体操がいかに深い体操なのか、ということがわかると思います。
第3部は、「資料編」です。知っておきたい、補足説明と言えばよいのでしょうか、そういったことが載っています。
また、上のように、付録としてDVDがついてきます。このDVDは、ラジオ体操第1・ラジオ体操第2・みんなの体操について、指導者向けに解説されています。指導者向けですので、当然、視聴者がラジオ体操を対面動作で行うことができるようになされています。
わかりやすく説明されていますので、是非、ご覧ください。
ラジオ体操指導士を目指す方はぜひ
まず、知っていただきたいことは、2級ラジオ体操指導士を目指される方はラジオ体操指導員であること、1級ラジオ体操指導士を目指される方は、2級ラジオ体操指導士でなければならない、ということです。
実は、ラジオ体操指導員になるには、指導者講習会を受け、申請をするだけでOKです。しかし、2級ラジオ体操指導士と1級ラジオ体操指導士になるには、試験があります。その筆記試験において、当テキストの内容が出題されるのです。それ故、2級ラジオ体操指導士の資格を取ろうと考えている際は、ラジオ体操・みんなの体操のテキストは購入すべきです。
もちろん、1級ラジオ体操指導士の試験も筆記試験があり、テキストが役に立ちます。そのことを考えると、やはり、ラジオ体操・みんなの体操のテキストは購入すべきといえるでしょう。
ラジオ体操愛好家にもおすすめ
ラジオ体操をこよなく愛する人にとってもおすすめです。（そういった方は、是非、ラジオ体操指導に関する資格を取得していただきたいですが、資格取得までは…と思われる方もいると思います。）何より、ラジオ体操・みんなの体操を普及している、NPO法人全国ラジオ体操連盟が発行しているテキストですからね～。
ただ、あえて1つだけ、欠点を言うならば、前述の通り、このテキストは、ラジオ体操の指導者を目指される方向けに記されいるということです。すなわち、ラジオ体操・みんなの体操の図解などが対面動作（左右逆）であるということです。とはいえ、購入しても損はないと思います。
購入するには
購入方法は、NPO法人全国ラジオ体操連盟ホームページに掲載されています。「全国ラジオ体操連盟」などと検索をかけると、当ホームページが出てきます。ホームページに入ったら、テクスト・DVD購入をクリックしてください。
