地元民ですが、ウェルカムゲートより、草津パーキングエリアの(上り)(下り)を見てきました。当記事では、各施設やお土産について紹介します。なお、草津パーキングエリアは、草津宿をイメージしてつくられているということに、私は驚きました。地元民ならではの発見かもしれません。そうしたことも述べます。
草津パーキングエリア(上り)
さあ、まずは、草津パーキングエリア(上り)を紹介していきましょう。なお、草津PA上りの場合は、第1パーキングエリアと第2パーキングエリアに分かれています。レストランや売店などがある第1パーキングエリアは草津市ではなく大津市に位置します。第2パーキングエリアは草津市となります。
当ブログ管理人は、ウェルカムゲート(下図)より、草津パーキングエリア(上り)第1パーキングエリアに入りました。
モテナス草津
上の写真は、売店やレストランが入っているモテナス草津の外観を示しています。瓦造りで和風的な印象を抱きます。おそらく、草津宿本陣をイメージしているのではないかと思います。
売店で販売しているお土産を確認しました。まず感じたのは、滋賀県のお土産が少ない!、ということです。滋賀のお土産であえてお勧めするとすれば、琵琶湖のえび煎餅と走井餅です。一方、京都のお土産が非常に豊富です。また、大阪や神戸のお土産も見受けられました。京都などのお土産を買い忘れた方は、ここで購入しておきましょう。
セブンイレブン
セブンイレブンが入っています。ATMなどのサービスも利用できます。実は、かつて、草津PA(上り・下りとも)にはミニストップが入っていました。
シャワーステーション
シャワーステーションもあります。コインシャワーやコインランドリー、無料マッサージチェアが設定されています。
シャワーは10分間で200円です。
なお、シャワーステーションの近くに、電気自動車の給電スタンドが設置されています。
石碑(道標)を探してみてください
「東海道五十三次宿場町草津宿」と記されています。草津宿は、中山道と東海道の分岐点・合流点として有名な宿場町です。草津PA(上り)を利用後に、草津田上インターを利用することができますので、ぜひ、草津宿周辺を散策してみてください。
ちなみに、この石碑は道標なのです。別の角度から見ると、方向が記されています。ただ、同じような石碑(道標)が草津PA(下り)にも設置されていましたので、説明は後程行います。
ここまでが、第1パーキングエリアにある施設でした。
第2パーキングエリアへ移動
では、第2パーキングエリアへ移動します。当ブログ管理人は、ウェルカムゲートから入った(自動車がない)故、徒歩で第2パーキングエリアへ移動します。ただ、第2パーキングエリアのも駐車場が多数ありますので、自動車で移動するのが普通です。
200-300mくらいは歩きました。
さて、第2パーキングエリアに到着です。最初に見えてくるのは、ガソリンスタンドです。
ガソリンスタンド
草津PAの上りは宇佐美が入っています。出光系列ですね。
なお、草津PAは、かつてガソリンスタンドはありませんでした。大津SAにガソリンスタンドがあったのです。そのため、京滋バイパス利用者からすると、大変不便だったのです。それを解消すべく、草津PAにガソリンスタンドが移動したということになります。
なお、次のガソリンスタンドがある休憩所は、名神の場合は多賀SA、新名神の場合は甲賀土山SAとなります。
なお、第2パーキングエリアにも、自動販売機コーナーとトイレがあります。
第2パーキングエリアの施設は以上です。一般の地元民が行く必要がない場所であることがわかると思います(笑)。
ちなみに、上図の場所が草津PA(上り)第2パーキングエリアの関係者入り口です。ウェルカムゲートではありませんので、一般の方は、くれぐれもここをくぐらないようにしてください。といいますか、一般の地元民が第2パーキングエリアに行く用事はまずないと思いますが…。
草津パーキングエリア(下り)
続いて、草津パーキングエリア(下り)です。草津パーキングエリアは、その名の通り、草津市に立地しています。
当ブログ管理人は、ウェルカムゲート(下図)より、草津パーキングエリア(下り)に入りました。上りとは異なり、階段を下りていきます。下りのウェルカムゲート横にある壁も、上りとは異なり和風な感じですね。
モテナス草津
売店やレストランが入っている、モテナス草津の外観は上の写真のとおりです。茶をベースカラーとした和風造りの建物です。
お土産コーナーを見てまいりました。上りよりは、滋賀のお土産も多くなっていました。滋賀のお土産で一番のおすすめは、三井寺力餅です。モテナス草津の中にブースがあるため、作り立てを購入することができます。力餅は、小さな餅にきな粉がかかっているシンプルなお菓子なのですが、美味しいですよ。病みつきとなる味ですので、ぜひ、食べてみてください。
ちなみにですが、本店は大津市の中心部にあるため、大津インター・SAの方が近いのですが、それ以上突っ込まないことにします(笑)。
その他、新名神と名神の合流点ということもあり、信楽など甲賀方面のお土産や彦根方面のお土産も置いていました。さらに、北陸・東海方面のお土産もありました。北陸・東海方面のお土産を買い忘れた方は、ここで、購入しておきましょう。
セブンイレブン
上りと同様、下りもセブンイレブンが入っています。こちらも、かつては、ミニストップでした。
シャワーステーション
上りと同様、シャワーステーションがあります。コインシャワーの他、コインランドリーや無料マッサージチェアが設置されています。
ガソリンスタンド
下りも同様、ガソリンスタンドが入っています。ですが、下りは、昭和シェルですね。ブランドは異なりますが、上り・下りともに出光系のガソリンスタンドが入っているということになります。次のガソリンスタンドが設置されている休憩所は、(名神の場合)吹田サービスエリアとなります。
なお、ガソリンスタンドの少し手前に、給電スタンドもあります(給電している車が止まっていたので、写真を撮っていません)。
飛び出し坊やと道標を探してみてね
まず、草津PA下りには、飛び出し坊や付き電灯があります。ぜひ、探してみてください。なお、売店には飛び出し坊やのグッズが販売していますので、お土産として購入するのもおすすめです。
加えて、いまさらですが、電灯も風情がありますよね。
草津PA下りにも、上りとほぼ同じ道標があります。ただ、上りと少し異なる角度で道標が設置されていますね。ここには、「右 中仙道」「左 東海道」と書かれています。
ちなみに、現在設置されている本物の(追分)道標の写真(当ブログ管理人撮影)も添付しておきます(追分道標は草津宿の一角にあります)。本物には、「左 中仙道みのぢ」「右 東海道いせみち」と記されています。記されている文字が違いますが、それ以外にも違いがあります。確認してみてください。
さて、違いが判りましたか。左と右の方向が異なっていますよね。これは、おそらく、名古屋方面から京都・大阪方面へとみると、上記のような方向になるのだろうと思います。実際、名古屋方面の上りの道標は、追分道標と同じ方向が書かれていますので。
最後に
草津PAはパーキングエリアなのに、サービスエリア並みの規模を誇っています。新名神と名神の分岐点ということもあってのことでしょう。ぜひ、訪ねてみてください。
そして、草津宿をイメージした建物には驚きました。正直どうでもよいと思われる方もいらっしゃると思いますが、注目してみてください。そして、ぜひ、草津宿界隈を散策してみるのをお勧めします。