教育の質が下がっているのに、我が大学の学費は変わらない…

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新型コロナウイルスの影響で、当ブログ管理人が通っている学園(私立大学)は、休校となっている。学校再開後も、対面授業ではなく、web授業であるようだ。それにもかかわらず、我が家には、先日、通常通り学費を支払ってください、という封書が届いた。不条理だとは言わないが、違和感を覚えざるを得ない。この状況ならば、学費は減免すべきであろう。本日は、大学の学費に関して、少し主張させていただく。

なお、当記事は、1969年前後の大学紛争時の如く、大学解体を求めるものでもないし、ゲバ棒を持って当局と戦うことを欲しているものでもない。学費について、少し考えたいだけである。お付き合いいただけると幸いである。

※私のように、学費を減免してほしいという声は意外と少ないのではないか。あくまで、私の実感であるが、いかに楽に学園を卒業するか、いかに簡単に大卒という称号(学士)を得るか、といったことしか考えていない学生も一定程度存在する。そのような学生からは、教育の質が下がったがゆえに、学費を減免してほしいという声は出てこないだろう(というよりどうでもよいだろう)。したがって、少なくとも、今回の学費騒動が、69年の学園紛争のようにはならないだろう。

一方で、アルバイト収入が減るなどして、切羽詰まっている学生もいるということは言うまでもない。

我が学園は新型コロナウイルスの影響で休校

2020年4月7日に、政府は一部地域に緊急事態宣言を発出した。それに伴い、我が学園は、少なくとも、5月上旬までは休校となる。授業が一切なされていないのである。また、学校再開後も、対面授業ではなくwebを中心とした授業がなされるという。加えて、学年暦は変更すること(授業を増やすこと)は考えていないという(←学年暦を変えてしまったら研究活動に影響を及ぼす。これは理解できる)。何を言いたいのかと言うと、

教育の質が大幅に低下している

ということである。

私の大学生活は、勉学中心であった。授業を飛ぶ(サボる)ようなことは、ゆめゆめなかった。新型コロナウイルスが収束(終息)し、対面授業が少しでも早く再開されることを強く願っているところである。

我が家に学費に関する封書が届く

先日、我が家に、封書が届いた。学園の学費に関するものである。それによると、学費は例年と変わらず、通常通り請求してきたのである。さらに、一度学費を支払うと、如何なる理由でも返還しかねるという旨の記載もあった。そして、後日、おそらく、学費を納入する人の割合が少ないからであろうか、あたかも学費納入を督促するかのごとく記載されたはがきも届いた。それらに鑑みると、教育の質が下がっているにもかかわらず、学校当局は、学費を減免することなど、一切考えていない模様だ。私は、違和感を覚えざるを得ないし、おそらく、多くの学生もそうであろう。

学校当局の考え?も一定程度は理解できるが…

学校当局が、なぜ、通常通り学費を請求するのか考えてみた。

実は、我が学園の支出の半分以上は、人件費なのである。おそらく、他の多くの学園もそうかもしれない。それ故、仮に、学費を減免してしまうと、教職員への給与支払いが滞ってしまうかもしれない。もちろん、常勤の教職員のみならず、非常勤講師・職員にも給与は支払わねばならない。さもなければ、教職員の生活に影響が出るだろう。人件費の支払いは、しっかりしなければならないことは、言うまでもない

しかし、である。やはり、前述の通り、大学教育の質が大幅に下がっている。大学の中心事業は、高等教育である。つまり、根本が揺らいでいるのである。さすがに、この状況で、学費が例年と変わらないのはおかしな話だと言わざるを得ない。したがって、

学費の減免を検討してほしい。

ここで、大学は言うだろう。「もし学費を支払えないのなら、文科省の助成制度を利用してほしい」と。しかし、何回も述べるが、大学教育の質が下がっている。国の助成云々ではなく、学園の問題なのである。その点は、協調しておきたい。

なお、我が学園は、新学部や新キャンパスをつくるなど、肥大化してきた経緯がある。学園が生き残るための挑戦的な事業と言えば、そうかもしれない。しかし、そのようなことをしているなら、学費を安くすべしという意見が元来から少なからずあったということをここで述べておきたい。

最後に

学校休校が解除されると、webを中心とした授業が再開されるという。しかし、ICTを苦手とする先生は多数いるはずである。そういった先生方に対し、学校当局は支援をしっかりしているのだろうか。また、非常勤の先生に対する支援もしっかりしているのだろうか。学校当局は、こういったところまで目を配らねばならないだろう。さもなければ、webを中心とした授業は、形骸化してしまうだろう。ますます、学費を払う意義を見出せなくなる学生が増えるだろう。

改めて述べよう、

学園が学費減免の検討をすることを強く求めたい。

(最後に)読者の皆様へ。いつもと記事の風潮が違うこと、ご容赦くださいませ。